乾燥性敏感肌の季節別ケア

夏の汗とエアコン

汗はなぜ出るの?

発汗には2種類あり、感知性発汗は体温の恒常性を保つことを目的としています。スポーツなどをして体温が上昇したときも、汗をかくことで体温を一定に保とうとするのです。また、不感知性発汗は目に見えない汗で、体内の老廃物を排泄する作用があります。皮膚表面から70%、残りの30%は呼気に含まれて体外に蒸散されています。こちらは安静時でも常時皮膚から蒸発している汗で1日の発汗量は1~1.5Lで、1日の尿の量に相当します。

汗の成分とは?

汗の大部分は水分、残りの0.3%~1.5%で、塩化ナトリウム(食塩)、尿素、乳酸、アンモニアなどが含まれています。

汗はどこから出る?

汗は汗腺から分泌されます。汗腺には2種類あり、体のほとんどの部分に存在するエクリン汗腺からの発汗は主に体温調節に働き、腋の下や臍などに存在するアポクリン汗腺からは体臭を伴う発汗があります。

汗と肌トラブル

汗は発汗後そのままの状態に放っておくと、皮膚にかゆみを生じさせます。また、あせもなどの原因となります。汗のたまりやすい部位としては、肘の内側や膝の裏、首筋や腰まわりなどが挙げられます。

汗のケア

かいてしまった汗は、ハンカチでこまめにふき取るなどして肌を清潔に保つことが基本です。また、汗によるべたつきはかゆみを招くので、ボディパウダーなどを使用し、肌をサラッとした状態に保つこともよいでしょう。

エアコンが肌に与える影響

肌のうるおいを守るために最適な湿度は70%~80%といわれています。平均湿度が70%前後の夏場でも、エアコンのきいた室内の湿度は、戸外よりも10%~20%低い状態にあります。そのため、エアコンは肌の乾燥を招くことが明らかです。

エアコン対策

エアコンの招く乾燥から肌をまもるためには、夏でも肌の保護・保湿を怠らないことが大切です。夏のスキンケアでもクリームでの保護・保湿を継続しましょう。また、メーク前の下地も保湿効果の高いものを使用することで、日中のエアコンによる乾燥対策になります。