乾燥性敏感肌の基礎を学ぶ

肌のしくみを理解しよう

肌の役割

肌は全身をおおう器官で、次のような働きがあります。
(1)<保護作用>・・・体内の水分蒸散を防ぎ、さまざまな外部刺激から身体内部を守る働き
(2)<分泌・排泄作用>・・・皮脂や汗を分泌し、皮脂膜をつくる働き
(3)<吸収作用>・・・化粧品を角層に浸透させる働き
(4)<体温調節作用>・・・毛細血管の拡張と収縮と発汗...体温を一定に保つ働き。角層と皮下脂肪...外界の温度変化が直接伝わるのを防ぐとともに、熱が放出されるのを防ぐ。
(5)<知覚作用>・・・感覚器官として、温・冷・触・圧などの感覚としての働き
(6)<表現作用>・・・感情を表現する表情筋としての働き

肌の構造

肌の構造肌は、表皮、真皮、皮下組織の3層から成り立っています。私たちが肌として触れるのは、表皮のことで、その薄さはわずか0.02mmです。

肌の潤い

肌の潤い肌のうるおいは角層によって保たれています。角層は0.02mmもの薄さにも関わらず外気から肌を守り、肌内部のうるおいが逃げるのを防ぎます。角層は、細胞間脂質として細胞同士をつなぎ、水分蒸発を防ぐセラミド、細胞内に存在し、細胞自体の水分を維持するNMF、皮脂と細胞間脂質が肌表面に膜をつくった皮脂膜から形成されます。

肌とターンオーバー

肌とターンオーバー表皮の細胞は、基底層で生まれ、2週間かけて角層まで成長し、2週間かけて角層の表面から角片となって剥がれ落ちます。この28日のサイクルのことを"ターンオーバー"といい、一定のサイクルで肌がうまれかわるようにターンオーバーを整えることが美しい肌をつくることに繋がります。

肌とメラニン

肌とメラニンメラニンは、肌の色を決定するとともに、紫外線から肌を守る働きをもっています。メラニンは基底層のメラノサイトで生まれるもので、紫外線などの刺激を浴びることでメラノサイトが肌を守ろうとして活性化し、大量に生成されます。そして、メラニン過剰状態となった部分が、外から見るとしみ・そばかすとなって見えるのです。