成分表示の基礎を学ぶ
化粧品について詳しく知ろう
化粧品と医薬部外品、医薬品の違いは?
「医薬品」とは病気の症状を治療する薬のことで、厚生労働省より配合されている有効成分の効果が承認されたものです。「医薬部外品」とは、厚生労働省の定めた特定の有効な成分が、一定量で配合されていると認められた化粧品のことを指します。肌荒れ防止、ニキビ防止、日焼け防止、美白など、効果・効能の訴求できる範囲が化粧品より広いことが特徴です。「化粧品」は、医薬部外品よりも効果・効能の範囲が狭く、肌を清潔にしたり、健やかに保つ目的があります。
『薬用』とは?
「薬用」とは薬用化粧品のことで、医薬部外品と同じ事を指します。
化粧品の使用期間は?
化粧品の使用期間は未開封で正しく保管していた場合、三年です。開封後は正しい保管状態の下では一年程度問題なく使用できますが、あまり時間を置かずに使いきっていただくことがベストです。
自然化粧品の方が肌に安全なの?
自然や天然物から取り出した成分で作られているものを一般に自然化粧品と呼びますが、天然のままでは腐敗するなど品質を一定に保つことが難しく、実際には100%天然素材のみで製造されている化粧品はないと考えられます。また、天然物の中には不純物が多く混じっています。つまり、自然化粧品が肌に良いとはいえず、肌に安全な化粧品とは、肌に有用なものだけを精製して配合している化粧品のことです。
無添加化粧品の方が肌によいの?
化粧品は食料品と違い、無添加だから肌に良いという訳ではありません。一般に添加物と思われているのは、表示指定成分のことですが、これらはごく一部の人にのみアレルギーを起こす恐れがある成分で薬事法の規定にそって表示しているものです。一方で、表示指定成分は化粧品の変質を防ぎ、肌への安全性を保つために欠かせない成分でもあります。
化粧品は弱酸性がよいの?
健康な肌は弱酸性に保たれており、化粧品の多くは肌と同じ弱酸性に作られています。しかし、石けんなど弱アルカリ性の製品もあります。そのため、石けんを使用した直後は肌は一時的にややアルカリ性に傾きますが、肌には本来表面のPHを常に一定に保つ働きがあるので、使用後しばらくすると自然に弱酸性に戻ります。弱酸性かどうかが化粧品の安全性に関わるということではありません。
何故車のなかに化粧品を放置してはいけないの?
車を締め切ったまま日光の下に置くと、短時間で社内の温度は急激にあがり、高温になります。「火気・高温に注意」と表示のあるエアゾール製品は破裂の恐れがあります。また口紅が溶けたり、ビンの容器が割れる等、製品の品質の恐れもあるので、屋外に駐車する際は、絶対に化粧品を放置しないよう気をつけましょう。
