成分表示の基礎を学ぶ

全成分表示とは

全成分表示の順番は?

基本的には配合量の多い順に並んでいます。ただし、配合量が1%以下の成分は順不同で表示しています。

なぜ全成分表示をするようになったのか?

化粧品を製造・販売するためには、薬事法を守らなければなりません。薬事法の一部が改正された平成13年4月から化粧品には全成分表示が義務付けられています。

全成分表示は何のためにするの?

薬事法では、メーカーや輸入販売会社の責任のもと、化粧品を製造・輸入することができます。企業の責任を明確にするとともに、お客様にも化粧品の成分を全て情報開示するために表示しています。

海外ではどのように表示されているの?

日本国内で販売される化粧品については、薬事法が適用されるため、基本的に日本と同じルールで全成分表示されます。また、海外で化粧品を購入した場合も、成分の名称が英語表記となっている他は日本と同じ方法で全成分が表示されています。

表示されている成分は全メーカー共通なの?

成分名称は必ずしも一つの成分に一つの名称とは限りません。複数の名称がある場合、その選択はメーカーに任されるため、全ての成分についてメーカー共通にはなりません。また、たとえ同一の名称であっても、メーカーによって成分の純度が異なったり、成分の組成が異なる場合があります。

アルファベットの省略記号のような成分名はなに?

国際的な命名法に基づく名称がアルファベットの省略表記となっていますが、一般的に使われている成分名称です。

表示されている成分以外にも配合されている成分があるの?

ありません。商品に配合されている成分については全て表示しています。ただし、特例として、企業が非開示成分(企業秘密)としたい場合は、「その他成分1」などと表示されていることがあります。

同じ成分名であれば同じ効果があるの?

同じ表示名の成分であっても、純度や精製度、成分中に含まれる主要物質が異なり、効果・効能安全性など成分の品質が異なる場合があります。さらに、同じ成分の表示であっても、配合量や配合技術、成分同士の組み合わせ技術などによって、実際の効果・効能などが大きく異なってきます。

表示成分は似ているのに価格に差があるのはどうして?

同じ表示成分名のものが配合されていても、それぞれの成分の配合量や純度、精製度、配合技術などによって、成分の効果・効能はもちろん商品の力が異なります。そのため、表示成分は似ていても実際の商品の品質に違いがある場合、これが価格の差となります。